PCの入替・処分公開

故障して起動しないPC、どうする?売却できるかの考え方とデータ消去の注意点

入替のときに出てくる古いPCの中には、電源が入らない、画面が映らない、起動しないといった故障品が混ざっていることがよくあります。「壊れているから捨てるしかない」と考えがちですが、故障していても値段がつくことがあり、反対に、故障しているからこそデータの消し方に注意が必要です。

この記事では、故障したPCを手放すときの考え方と、データ消去の注意点を整理します。

結論:故障品も含めて査定し、データは記録の残る方法で消す

  • 捨てる前に査定する:故障していても、機種や故障の内容によっては値段がつきます。
  • 「起動しない」は消去できない理由にならない:記憶装置を取り出して消去するか、物理破壊で処理します。
  • 値段がつかない機器は、決まった窓口へ:メーカーの法人向け回収窓口か、産業廃棄物の許可を持つ業者に任せます。

故障したPCに値段がつくことはあるか

故障したPCでも、修理して再販できる見込みがあったり、部品に価値が残っていたりすれば、値段がつくことがあります。値段がつくかどうかは、主に次の点で変わります。

  • 機種と年式:比較的新しい機種や、法人向けに広く使われている機種は、需要が残っていることがあります。
  • 故障の内容:バッテリーやキーボードなど、交換できる部品の故障か、基板の故障かで変わります。
  • 付属品と外観:ACアダプターの有無や、外装の傷・割れも影響します。

故障品だけで判断せず、入替で出たほかのPCとまとめて査定に出すと、手間も減ります。

起動しないPCのデータはどう消すか

ソフトウェアによるデータ消去は、記憶装置に読み書きできることが前提です。PCが起動しなくても、記憶装置そのものが壊れていなければ、取り出して別の機械で消去できます。記憶装置が壊れている場合は、物理破壊で処理します。

故障の状態とデータ消去の方法
故障の状態データ消去の方法
PCは起動しないが、記憶装置は正常記憶装置を取り出し、別の機械でソフトウェア消去する
記憶装置が故障している物理破壊で処理する
記憶装置が基板に直接取り付けられていて取り外せないPCを起動して消去できない場合は、記憶装置の部分を物理破壊する。PCとしては使えなくなる

初期化やフォーマットだけでは残る

電子情報技術産業協会(JEITA)の資料では、フォーマットや、リカバリーで購入時の状態に戻す操作をしても、データが見えなくなるだけで、特殊なソフトウェアで読み取れる場合があるとされています。故障品こそ、消去の方法と結果を1台ずつ記録に残しましょう。

ソフトウェア消去と物理破壊の違いはソフトウェア消去と物理破壊の違いで解説しています。必要なデータが残っている場合は、消去する前に取り出せるかを確認しておきます。

修理するか、入れ替えるか

使い続けたいPCが故障した場合は、修理するか入れ替えるかを比べて決めます。修理の費用だけでなく、年式、OSのサポート期限、ほかの部品の劣化も考えます。修理しても、ほかの部品がすぐに故障することもあるためです。

入れ替える時期の考え方は法人PCの耐用年数は4年?で解説しています。

値段がつかないときの行き先

会社で使っていたPCを廃棄するときは、メーカーの法人向け回収窓口を使うか、産業廃棄物の許可を持つ業者に任せます。どちらの場合も、引き渡す前にデータの扱いを確認します。処分先の比べ方は法人PCの処分先を比べるで解説しています。

REER JAPAN にご相談いただけること

  • まとめて査定:1台から査定します。古い機器や故障品も含めて、まとめて査定します。すべての機器に値段がつかない場合はお引き取りせず、パソコンメーカー各社の法人向け回収窓口をご案内します。(法人PC買取)
  • 故障品のデータ消去:機器リストをご承認いただいてから消去を始め、1台ずつ記録します。ソフトウェアで消去できない記憶装置は、ご了承のうえ物理破壊に切り替えます。消去証明書の発行は有料です(お見積りでご案内します)。(法人向けPCデータ消去)
  • 修理か入替かのご相談:修理のお見積りと、同じくらいの性能の整備済みPCのお見積りを並べてご提示します。(法人向けPC修理・保守)

故障の状態がわかる範囲で、無料お見積りからご相談ください。

文:株式会社REER JAPAN

参考

古いPCの回収・データ消去のご相談

台数が決まっていない段階でもかまいません。お見積りは無料です。